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66歳ひとり暮らしのオバ記者、区の「見守り対象者」に 人はいつ自分が「高齢者」だと自覚するのか?

役所から届いた「大切なお知らせ」

それがつい先日よ。役所から届いた「大切なお知らせです」の封書を開いたら、「安心生活見守り台帳」に登録せよというお知らせなの。見守り台帳とは何かというと、「緊急時の連絡先などを登録いただくことで、地域での日常的な見守り~体調異変のときの緊急支援・安否確認まで幅広く活用するもの」なんだって。で、台帳に登録して、警察暑や消防署などに情報提供できるのは、「65歳以上のひとり暮らし、または65歳以上の高齢者のみの世帯」と1行目に書いてある。これって、まんま私じゃん! その次は「要介護認定3~5」の人が対象って…。

役所から突然届いた手紙
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千代田区は真ん中に皇居があって、だだっ広いわりに住民が6万8648 人(2023年10月)という“都心過疎”でね。丸の内とか大手町、霞が関には人口0人、という区画もある、まあ、特殊な区だよね。「千代田区? 人が住むところ、あるの?」とよく聞かれるもの。

オバ記者
役所から知らせがきた「安心生活見守り台帳」の対象者に当てはまっている!
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で、私はひょんなことから住むことになったけど、まず驚いたのは福祉サービスの充実よ。神田駅前の千代田区スポーツセンターではヨガのプログラムだけでも毎週8コマ。それが60歳以上の住民なら月々3000円なのよ。

オバ記者
重宝している“無料”の「敬老入浴券」
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私に1年前から区からいただいている「敬老入浴券」も、超ありがたい。週に1、2度は秋葉原駅から徒歩7分の「楽スパ」で炭酸湯に身を沈めているもの。最初は「敬老」って言葉に、「ったく、もう少しやさしい言葉をつかえないのかね」とお役所仕事にカチンときたけど、“無料”には勝てないって。2年目の今はまったく気にならないの。

オバ記者
「敬老入浴券」を使って通っている秋葉原の「楽スパ」
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