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67歳オバ記者、「年齢って残酷」 階段をのぼる際に感じる「体力の衰え」と“砂糖断ち”で変えたい「見た目年齢」

「砂糖断ち」は禁煙とよく似ている

とはいえ、ぽんぽこ狸だったお腹はぎゅうと両手でつかめるようになってきたから、「砂糖断ちで体重20kg減!」と人に言えるまでは続けるつもりよ。というのも”砂糖断ち”って最初の数日だけ砂糖の代わりに炭水化物、つまりご飯をがっつりと3食食べるだけだからぜんぜんつらくない。てか、ご飯好きな私は大歓迎よ。それを4、5日続けたらさすがに体重は増えたけど、その代わり脳内から「おまんじゅう食わせろ!」とか「今すぐどら焼き!」という指令が飛ばなくなるのよ。

オバ記者
ご飯をしっかり食べるようになったら甘いもの欲が減ってきた(写真はホテルから見えた景色)
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これ、何かと似ていると思ったら、禁煙だね。いったん切れちゃうともう存在そのものを思い出さない。別れた男ともいう(笑い)。なんであんなに振り回されたのか、もしかした前世の記憶?ってくらい何にもないの。ま、それもどうかと思うけどね(笑い)。

ところでこの原稿を私は伊東のゴルフ場の真ん中にあるホテルで書いている。なんていうと「文豪気取り?」という声が聞こえてきそうだけど、先日、東京駅前の電車の見えるカフェで列車を見たら、もう腰が浮いてるのよ。電車に揺られたくてたまらなくなり、どこか遠くに行きたくって、ほとんどビョーキだね。

オバ記者
伊東のゴルフ場にあるホテルで原稿書き中
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てか、連休中はどこに行っても連休価格で手が届かないから、実はシーズンオフの今のうちにゆっくりしておこうという算段。一泊朝食、部屋からの富士山付きで8000円なんてありえないって。

そうそう。冒頭の「この人、いくつ?」だけどね。気がついたらホテルの朝食会場でもやっていたんだけど、ゴルフをする人っておしなべて若いんだよね。完全な白髪だったり、連れの夫らしい人の年齢からして、70は超えていそうなんだけど、足取りがまぁ、軽い。それにひとりの例外もなく、細い。

オバ記者
ゴルフをする人は若くて細い(オバ記者調べ)(写真はホテルの部屋から見えた富士山)
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あ〜あ、私もまたゴルフをする日が来るのかな。もう10年近くクラブを握ってないや。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
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1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

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