食事は体と向き合って決める！池田エライザさんの【美痩せ習慣】

女優やモデルなどのプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。

今回は、映画『チェリーボーイズ』（2月17日公開）に出演する池田エライザさんが登場。主人公の国森（林遣都）が夢中になるヒロインを演じる池田さんは、劇中でタンクトップにショートパンツという開放感のあるファッションも披露。女性も憧れる、スラッと伸びた美しい手足とメリハリボディをキープするための【美痩せ習慣】を教えてもらった。

＊　＊　＊

FOOD／食事の前に自分の体と向き合う

むくみでムチムチになりやすいし、しかも筋肉質なので、膨張しやすいんです（笑い）。なので、過剰な塩分など体に不必要なものはなるべく摂らないようにしています。飲み物も、お水を選ぶことが多いですね。

食事面では、今何を食べたいかとか、何が足りてないかというのを意識しています。野菜が足りてないなと思ったらサラダを食べたり、フラフラするなと思ったらお肉を食べたり、体と向き合って食べ物を選ぶことを大切に。ロケ弁にサラダや野菜ジュースをプラスすることもあります。

「今、自分の体の栄養になっていっているな」と、実感しながら食べると、満足感があるので食べすぎることもないですよ。また、お腹が空いたときに食べることが正しいと思っているので、無理に時間を決めたりもしていません。

WORKOUT／キックボクシングで汗を流す

3日休みがあったら、3日間家を出ないというくらいインドア。ゲームをしたり、飼っている鳥と遊んだり、ギターを弾いたり…（笑い）。

でも、昨年（広瀬）すずから誘われて、キックボクシングをはじめました。忙しいと行けない時期もありますが、行けるときには週2回くらい。汗をかくと肌荒れもよくなるので、できるだけ運動はしたいなと思っています。

アクションがある作品の現場では、空き時間にみんなでミット打ちをすることも。休みの日に意識して何かをするというよりは、仕事のときに動いていることが多いかもしれないですね。

BODY&MIND／プラス思考でストレスを減らす

美容の一番の敵だと思うのは、ストレス。ネガティブのループに入ってしまうと、本当に抜け出せなくなってしまうので、物事をマイナスに捉えないように気をつけています。

ストレスが溜まると胃液過多になって、肌が荒れて…という負のスパイラルは本当にもったいない！　例えば悪いことがあっても、「今日、悪運を使ったから大丈夫！　明日はいいことがあるはず」って。どんなときも、自分なりの解釈でプラス思考に切り替えています。

あと、無理はせずに、自分の好きなものを健康的なものに変えていく、ということでしょうか。好きなものを食べることが、結果的に体にいい影響をもたらすことになれば、ストレスもたまらないですからね。

MOVIE／ヒロインとしての魅力を大切に

笛子は、とても閉鎖的な環境の中で、ちょっとした事件を起こしてしまうほどにこじらせた3人を唯一客観的に見ている存在です。彼女は、明らかに様子がおかしい国森（林遣都）に対しても、フラットに接することができる素敵な女性。だからこそ、彼が憧れるヒロインとして、笛子が下品に見えないように、いかに魅力的に演じられるかを大切に演じました。

好きな人のことを一途に思っていたり、肉じゃがを作りすぎてしまったり…。笛子は本当にかわいいんですよ！　なので、女性の方からも「笛子っていい子だし、これは男子が好きになるのも仕方ないよね」と思ってもらえたらうれしいです。

『チェリーボーイズ』作品紹介

とある地方都市に住むボンクラ3人組──国森信一（林遣都）、吉村達也（栁俊太郎）、高杉誠（前野朋哉）。仕事も恋愛も上手くいかず、何事にも中途半端。揃いも揃って25歳になっても童貞をこじらせ、口を開けば不満ばかり。そんな負け組認定の男たちは自分と人生を変えるために、軽い女という噂の笛子（池田エライザ）を巻き込んだ、とある計画を立て…

今回のスリム美人：池田エライザさん

いけだ・えらいざ。モデル・女優。身長169cmで、1996年生まれの21歳。2009年9月からモデルとして活躍。女優デビューは2011年の『高校デビュー』。2018年は『となりの怪物くん』（4月27日）、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』（8月31日）、主演を務める『ルームロンダリング』などの公開が控える。『チェリーボーイズ』では、童貞たちの標的にされるヒロインの釈笛子を演じる

写真／生熊友博　スタイリング／RIKU OSHIMA　ヘアメイク／豊田千恵