家事・ライフ

羽毛ふとんと毛布、どっちが上が正解?睡眠の質&温かさをUPさせる使い方

いよいよ冬本番。暖かく安眠をもたらす羽毛ふとんだが、その力を最大限に引き出すには、毛布とともに正しい使い方をすることが大切。

枕に頭を乗せ、横を向いて寝ている女性
写真/アフロ
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室温別寝具の組み合わせとともにご紹介します。

ふとんの使い方で睡眠の質をUP

睡眠環境を快適にするには、ふとん内の「温度」と「湿度」がポイントに。

「ふとんの中の環境を『寝床内気象』といいますが、年間を通して温度33±1℃、湿度50±5%RHが理想です。冬は毛布の素材によって掛ける順番を変えれば、より暖かさが感じられます」(東京西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター杉原桃菜さん・以下同)

また、羽毛充填量も暖かさを左右するので要チェック。

「冬なら1.2kgが主流。最近は住宅の防寒性が上がったため0.7~1.0kgも人気です」

羽毛ふとんと毛布の正しい掛け方

●化学繊維は外側で保温、天然繊維は内側で吸湿
アクリル、ポリエステルなどの化学繊維の毛布は肌触りがよい一方、蒸れやすく、羽毛ふとんの内側では不向き。外側に掛けることで、羽毛の暖かさを保持できる。天然繊維の毛布は吸湿性に優れ蒸れにくく、特に動物性繊維のウール、カシミヤなどは吸湿発熱する(湿気を吸って熱に変える)ため、羽毛ふとんの内側に使うことでより暖かさが増す。

化学繊維の毛布は、布団の上にかけている
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天然繊維の毛布は布団の下に敷く
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●背中は冬用のパッドシーツでより暖かく
上に何枚も重ねると、かえって体を圧迫して睡眠の妨げに。背中の冷えも睡眠の質を下げるため、暖かいパッドシーツを活用すれば、さらに快適に過ごせる。

●羽毛ふとんの暖かさの秘密“ダウンボール”
無数の毛の間にある空気が体の熱をため込むことで、保温力を発揮。

室温別の効果的な組み合わせ

●掛けふとんのボリュームを使い分ける
ふとんの衣替えは室温が基準。羽毛充填量が多いと暖かいが、暖房をつけたまま寝る場合は少し薄いものでも充分。以下を参考に使い分けたい。

室温10℃以下の場合は掛け布団と、下に毛布を敷いたイラスト
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一般的な冬用の掛けふとん(1.2㎏)と天然繊維の毛布を合わせれば最も暖かい。

室温15℃前後では、羽毛掛け布団のみのイラスト
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羽毛の掛けふとん(1.0~1.2㎏)1枚でも、充分暖かく過ごせる室温。

室温20℃の場合、少し薄手の羽毛掛け布団のみのイラスト
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少し薄手の羽毛ふとん(0.7~1.0㎏)が最適。

室温25℃前後の場合、夏用の掛け布団か、アクリル毛布のみのイラスト
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夏用の掛けふとん(0.3~0.5㎏)なら快適に過ごせる。毛布のみにしてもよい。

室温25℃以上の場合、綿毛布かタオルケットかガーゼケットを掛けて、冷感パッドシーツを敷くイラスト
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羽毛ふとんは暑いため綿毛布などを使用。冷感パッドシーツを敷けばより涼しい。

教えてくれた人:スリープマスター・杉原桃菜さん

東京西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター。快適な睡眠環境づくりの提案などを行う。

撮影/菅井淳子 イラスト/細川夏子

※女性セブン2018年12月20日号

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