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太りにくいファミレス飯 「迷ったら定食」など3つのコツ

「太らないためには、“何を食べるか”の前に、“どのくらい食べてもいいのか”を知ることが重要です。一般的には、消費カロリーと同等か、もしくは、少なめの量を摂取すれば太ることはありません。やみくもに食べる量を減らしたり激しい運動をする前に、自分が1日に消費している量を把握し、その分摂取すれば体重もキープできます。

年代、活動によって異なりますが、1日に摂取しても良いとされているカロリーは、成人の場合、男性は約2200~2500kcal、女性は約1800~2000kcal。さらに、正確な推定消費カロリー(=太らない摂取カロリー)を知りたい方は簡単に算出できる方法もあります」

1日の摂取カロリーが消費カロリーを超えないような食事を摂っていれば、太ることはないはずだ。

◆「太らない摂取カロリー」を計算してみよう!

自分の年齢の基礎代謝数値基準値×体重=1日の基礎代謝量(kcal)
1日の基礎代謝量×身体活動レベル<1.5(低い)または1.75(普通)または2.0(高い)>=1日の消費カロリー(kcal)

※身体活動レベルは、「通勤で歩く」、「家事などで動く」時間。2時間(低い)、4時間(普通)、肉体労働やトレーニングジムで体をかなり動かしている(高い)の数値(1.5またはまたは1.75または2.0)を、計算式に当てはめてください。一方、デスクワークでほとんど動かない人は1.4(2時間未満)で計算。

(例)女性40才、体重50kg、身体活動レベル2時間の人の場合。21.7×50=1.085(基礎代謝量)。1085×1.5=1627.5。1日の消費カロリーは約1600kcal。

参照体重における基礎代謝量 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015)」より
参照体重における基礎代謝量 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」より
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※計算で出した消費カロリーは、あくまで推定値であり、実際の消費カロリーには個人差があります。そのため、計算式でおおよその自分の消費カロリーを把握しておくことが重要です。そのおおよその消費カロリーを目指して摂取しているのに、体重が増えてしまう方は、実際の消費カロリーはもう少し低い値かもしれないので、計算で出した消費カロリーよりも少し低く(200kcal程度)見積もっておきましょう。

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