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太りにくいファミレス飯 「迷ったら定食」など3つのコツ

ただし、たんぱく質を選ぶ場合には、肉を食べたら次の日は魚にするなど肉と魚を交互に食べる、または魚が多めの方が望ましいと佐々木さんは話す。その理由は、肉と魚の脂の違い。

「もちろん、肉の脂(飽和脂肪酸)も少なすぎると、血管が弱ってしまうデメリットがありますが、摂りすぎると、動脈硬化などを引き起こす原因となるコレステロール値の上昇も促します。一方、魚はコレステロールや中性脂肪の数値を下げる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。ですから、肉と魚を偏りなく食べることが大切です。”ばっかり食べ”は禁物です」

とはいえ、3食すべて栄養バランスを調えた食事を摂るのは至難の技だ。

「1日の中で考えるなら、1食にボリュームをもたせるような食事にしておく方が長続きします。たとえば、摂取カロリーが1600kcalの人なら、朝300 kcal、昼500 kcal、夜800 kcalというように、自分の摂取カロリー内で上手に振り分けましょう。“夜は飲み会だ!”なんて日は、ランチのカロリーを少なめに設定しておきましょう。飲んだ翌日に食事を減らすよりも、先に減らしておく方が気持ちよく飲み会を楽しめます」

自分が1日に食べても太らない量を知ること