趣味・カルチャー

63歳オバ記者、ゆで卵ダイエット撤退し今度はラーメンを食べまくり!

毎朝、ゆで卵を3個食べるダイエットを2か月で挫折したオバ記者。

オバ記者
写真5枚

さっそく、うな丼、カツ丼などを食べまくったことを前回お伝えした。そして今回、体調不良に悩まされつつも食欲はまったく衰えないようで…。いったい何を食べまくったのか?

* * *

ゆで卵ダイエットをやめてからの体調は…

ゆで卵を使った料理
写真5枚

朝食にゆで卵3個食べるダイエットを、突然やめたせいか、季節の変わり目だからか、はたまた、バイト先に届いた胡蝶蘭の大鉢30個と”格闘”したのが響いた? 全身が重くてだるくて、首から肩にかけてと腰からお尻にかけて痺れて痛みもある。

バイト帰りの地下鉄に乗ったらどうにもこうにもガマンできず、スマホを開いて最短で行ける鍼灸院を探して飛び込むなんて、わが63年の生涯で初めてよ。

丸の内線の「本郷三丁目」は、長く住んだ駒込時代、さんざんウォーキングの目的地にしたところでなじみがある。交差点には江戸時代から続く小間物屋『かねやす』という店があって、「本郷もかねやすまでは江戸の内」という川柳になったところ。要するに交差点の先は江戸の郊外だったわけよね。なあーんて講釈を、田舎から出てきた友だちに何回したことか。

それからモノ慣れた風に東京大学の赤門をくぐって、構内を散策するのが、自慢のコース。

「なんでもやって」と鍼灸院へ

と、のんきなことを言っている場合じゃない。とにかく、この体、どうにかしてと、入ったのが、『かねやす』があった隣のビルにある『鍼灸整骨院ホスピスト』よ。

「鍼は大丈夫ですか?」と、若いお嬢さんの鍼灸師さんに聞かれ、「はいはい、もう、なんでもやっちゃってください」と私。「では…」と言うが早く、首からリズミカルに鍼を打っていく。ツン。ズン。ドーン。ドわ~~ん。鍼を打つ場所によって、痛みの種類がまるで違うのは、経験した人ならわかると思うけど、刺激が強いほど効いている感じがして、心の中で「よしよしよーし」と叫んでガマン。

でもおかしな話よね。鍼はいいんだけど注射がダメで、物心ついたときから注射器を見ると泣くわ、わめくわ。高校3年になってもそのクセは治らず、それで茨城県警の婦人警官の採用試験に落ちたんだから。最後の最後の身体検査の血液検査で、どうしても腕を差し出せない。「ごめんなさい。ムリです」と言ったら、「あなたみたいな人は初めてです」とキレられたの。ま、いまでも注射針を…と自分で言っただけで胸がぞわっとするから治ってないよね。

鍼灸は一回でも効果てきめんだけど、体の芯までは届かない。今回は台風がきて、低気圧に弱い私は、ヒマさえあれば家で寝ていたわよ。その間に、こんなことも…。

朝日新聞に載ったら「いいね!」の嵐

朝日新聞の社旗
写真/時事通信社
写真5枚

女性セブンの連載エッセイ『いつも心にさざ波を』(現在休載中)に書いた、「わが学歴詐称の記」を、NEWSポストセブンで読んでくれた朝日新聞のT記者がインタビューに来てくれたの。

めったにあることじゃないからFacebookにのせたら、「いいね!」の数がいつもの倍で、書き込み多数。

昔の仕事仲間は、「ビックリした~。新聞開いたら見覚えのある顔じゃない!」と電話してくれたし、バイト先では、東大卒の30代半ばの仲良しの秘書さんが「朝日新聞、朝日新聞ですよ。すごいじゃないですか、朝日新聞!」と連呼しながら飛び込んできたわよ。

バイト先の議員会館では、わがボスの田所嘉徳衆議院議員が法務副大臣に就任して、事務所は胡蝶蘭でお花畑だの、もう、何がなんだか…。

ラーメンをひと口すすったら「脳髄が小躍り」

玄海ラーメン
写真5枚

で、こんな落ち着かない日々に食べたいものは何かというと、なんとラーメン!

鍼灸が終わったらお腹がすいてどうにもならなくなり、『本格らぁめん末廣 本郷店』に飛び込みで入ったの。初めての店では、看板メニューを注文することにしている私は、迷わず『玄海ラーメン』(700円)! 「すりゴマたっぷり 白湯スープ」とメニューにあるけど、ゴマ味のラーメンなんてこれまで食べたことがあったかしら。

で、ひと口、すすってみたら、なんか、もう、何が何だか。舌と胃が喜ぶだけじゃない。脳髄が小躍りをしはじめて、気が付いたら麺も具も消え、スープも半分なくなっていたわよ。

写真5枚

返す刀で翌日は、家の近くの行列店『青島食堂』へ。いつもはふつうの『青島ラーメン』を注文するのに、この日は『チャーシュー麺』(900円)に、ほうれん草ときざみネギのトッピング(各50円)も追加した。

えっ? ダイエットはどうしたかって? ええ、ええ。おかげさまで体調が戻ってきたので、そろそろ本格的に、いよいよ本気出してみせますとも。

以上!

オバ記者(野原広子)

1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。

●【217】ゆで卵3個ダイエットに緊急事態!? うな丼、かつ丼…食べる食べる!
●【216】2か月続ける「ゆで卵3個ダイエット」の効果は「微妙…」
●【215】仕えている代議士が副大臣に!野菜マシマシ料理にもつながった出会いを振り返る
●【214】原付バイクで銀座の人気寿司店へ!1時間待ったのに15分で店を出たワケ
●【213】毎朝ゆで卵3個ダイエット継続中!「飽きない?」への答え
●【211】「ゆで卵3個ダイエット」で体に変化!“野菜愛”が強まる!?
●【210】「2か月で6kg減」を宣言!ゆで卵3個ダイエットはうまくいっているのか!?
●【209】2週間で3kg減!実践した「ゆで卵3個ダイエット」とは?
●【208】改心!?痩せるため“野菜マシマシ料理”に目覚める
●【207】ワンプレート料理にハマるも医師から「痩せる気あるの?」
●【206】原付バイクで爆走!埼玉のIKEAにGo To中にトラブル発生!?
●【205】92歳の母ちゃんが倒れた!原付バイクで実家の茨城に向かった
●【204】浅草ウォーキングの後にダウン!復活のきっけかは「爆走」!?
●【203】「片付けとダイエットは同じ」と確信!ウエストシェイプへ固い決意
●【202】“坂道ダイエット”開始!都内のおすすめ坂をリポート
●【201】4か月ぶりに地元・茨城へ──あじさい見学で階段にギブアップ!
●【200】自作マスク「オバノマスク」を渡すためにカレのもとへ!

→オバ記者の過去の連載はコチラ!

関連キーワード