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【筋膜リリース】で背中痩せ!ツラい肩こり改善にも役立つ「僧帽筋ストレッチ」

今、話題のキーワード「筋膜リリース」だけれど、その意味をちゃんと理解している?

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そこで、家庭でできる簡単エクサに定評があるトレーナーの近藤加奈恵さんが、正しい「筋膜リリース」を伝授。短時間で背中痩せを実現してくれるから、今日からさっそくすきま時間に取り入れて。

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そもそも「筋膜リリース」って?

筋膜とは、升目状に張り巡らされた筋肉の膜。ゆがんだ姿勢のせいで、これが揺れたり、シワになったり。そうして乱れた升目を、ストレッチをすることできれいな状態に整えるのが「筋膜リリース」です。

ただし、そもそも筋膜をゆがめる原因となっている姿勢の悪さを直さないと、ストレッチをしてもまた同じことの繰り返しになってしまいます。

背中太りの原因は?

背中にお肉がつく原因は、姿勢の悪さ。猫背になると肩が前に出て、僧帽筋(そうぼうきん)や広背筋(こうはいきん)といった背中の筋肉を使わなくなります。そうなると、腕の後ろ側に脂肪が流れ込み、いわゆる“背中太り”になってしまいます。

背中の脂肪が邪魔で、肩や腕を正しい位置に戻すことができないと、猫背でいるほうが自然で楽な状態になります。でも、その結果、頭の重みが首や肩、背中に余計な負担をかけることになって、肩こりや偏頭痛に悩まされるようにもなってしまうんです。

そこで、今回は背中の筋肉を引き締める筋膜リリース「僧帽筋(そうぼうきん)ストレッチ」をご紹介します。肩こり解消にも役立ちますよ。

【次のページで、ストレッチのやり方をご紹介!】

「僧帽筋(そうぼうきん)」とは、首の下から肩、背中の中央部まで広がる大きな筋肉。このストレッチでは、首筋から肩までの筋肉を伸ばし、広がってしまった僧帽筋の筋膜を緊密な状態に戻して、背中全体を引き締めます。

肩こり予防にも役立つ「僧帽筋ストレッチ」

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【1】右腕を肩に平行に伸ばす。左手で耳の上をおさえるようにして、頭を左側に傾ける

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【2】呼吸を吐きながら、ゆっくりと腕を下ろす。指先を遠くに伸ばすように意識する(引っ張りながら下ろす)

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【3】息を吸って、アゴを引き、ゆっくりと斜め下を向く。このとき、腕は遠くに引っ張った状態を維持

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【4】両手で頭をおさえ、首の後ろを全体的に伸ばす。しばらくこの姿勢を保ってから、頭を元の位置に戻してから起こす
【5】反対側も同様に【1】〜【4】を行う

POINT!

頭を回すときは前側だけでOK。首の後ろ側は頸椎があり、特に朝いちばんは痛めてしまいやすいので気を付けて。

動画で流れをチェック!

このストレッチがやりづらいとすると、肩甲骨の下当たりと脇に贅肉が付いているはず。1日1回行うことで、夏が来る前に背中美人を目指しましょう。

撮影/竹井俊晴

監修:近藤和奈恵(こんどう・かなえ)

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愛知県生まれ。アクアビクスインストラクター。至学館大学、名古屋学院大学で非常勤講師。1996年の「ワールド・ウォーターエアロビクス・チャンピオンシップス」で、日本人で初めてのワールドチャンピオンを獲得し、以後、5連覇を果たす。現在は、アクアビクスをはじめ、からだバランスエクササイズや整体などの活動を行い、テレビでも活躍。著書に、『アクアビクス入門—美と健康へのアクセス』(中日新聞社)