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皇后雅子さま、外出ご公務“再開”で高まる期待 コロナ禍で見せられた優雅なドレスやリモートとファッションでの工夫

愛子さまのご成人により“新年祝賀”がより注目

ご公務が注目されたのは2022年の正月でした。昨年、成年皇族となられた両陛下の長女・愛子さまが初めてのご公務に臨まれたのです。元日に行われた「新年祝賀の儀」は、両陛下が新年の挨拶を受けられるものです。

「新年祝賀の儀」でローブ・デコルテをお召しになった愛子さま(2022年1月2日、Ph/JIJI PRESS )
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新年祝賀の儀
「新年祝賀の儀」に出席される両陛下、愛子さま、女性皇族がた(2022年1月2日、Ph/宮内庁提供)
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愛子さまは、ホワイトのローブ・デコルテ姿。上質なシルクで仕立てられたデザインは若々しく、麗しいお姿でした。

天皇皇后両陛下と愛子さまおそろいで上皇上皇后両陛下が住む仙洞仮御所に
両陛下と愛子さまおそろいで上皇上皇后両陛下が住む仙洞仮御所に(2022年1月2日、Ph/JMPA)
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その日の午後、両陛下と愛子さまはおそろいで、皇居・乾門を出発し、上皇上皇后両陛下が住まれていた仙洞仮御所に向かわれました。両陛下の間に座られた愛子さまは笑顔で沿道の人々に手を振られていました。

雅子さまと愛子さまは、新年祝賀の儀のお召しものからお着替えされていて、おふたりともアイボリーのお召しものでリンクコーデをなさっているようでした。コサージュのような薄いピンクのフラワーモチーフがついている愛子さまの帽子も印象的でした。

→愛子さまの可憐なローブ・デコルテ姿はコチラ

雅子さまご着用のドレスは“3度目”のお気に入り

もう1つ注目された新年行事が宮中行事「歌会始の儀」。雅子さまは上品なブルーのドレスでお出ましに。

1月18日、新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」にご出席の天皇皇后両陛下
ベルベット生地のロイヤルブルーのドレス姿が麗しい雅子さま(2022年1月18日、Ph/JIJI PRESS)
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今年のお題は「窓」。陛下はコロナ禍の収束を願い、「世界との往き来難かる世はつづき窓開く日を偏に願ふ」という歌を詠まれました。雅子さまは「新しき住まひとなれる吹上の窓から望む大樹のみどり」と詠まれました。昨年9月に赤坂御所から転居された皇居・御所から見える緑について詠まれたものです。

1月18日、新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」にご出席の天皇皇后両陛下はじめ皇族や関係者
遠くからでも胸元の刺繍が華やかがわかる(2022年1月18日、Ph/宮内庁提供)
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1月18日、新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」にご出席の天皇皇后両陛下はじめ皇族や関係者
ブルー系のドレスがそろい鮮やか(2022年1月18日、Ph/宮内庁提供)
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このブルーのドレス、2021年2月、61歳を迎えられた陛下の誕生日の祝賀行事でもお召しになっていました。このときもアップのヘアスタイルで、ドレスのポイントとなる胸元の刺繍がキラキラと輝いていました。さらにその前年、2020年1月の「講書始の儀」の際にもお召しに。お気に入りのドレスのようです。

2021年2月、61歳を迎えられた陛下の誕生日の祝賀行事へ車で向かう天皇皇后両陛下
アクセサリーは少ないが刺繍のおかげで華やか(2021年2月23日、Ph/JMPA)
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2020年1月の「講書始の儀」の様子
雅子さまをはじめ、ブルーのドレスをお召しの女性皇族がたくさんおられた(2020年1月14日、Ph/宮内庁提供)
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→雅子さまの上品なブルーファッションはコチラ

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