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大人の温泉女子旅に!「リピートしたい」温泉宿3選~母娘や友人と、ひとりでも

「オールドイングランド 道後山の手ホテル」(愛媛県・松山市)~道後温泉で出会う英国!?

愛媛県の道後温泉といえば、小説「坊ちゃん」の舞台として全国に知られる温泉地。素敵な温泉旅館も多く迷いますが、今回はヨーロッパ調のホテル「オールドイングランド 道後山の手ホテル」を紹介します。温泉街には貴重な、ひとり利用OKの客室もあります。

「オールドイングランド 道後山の手ホテル」(https://www.dogo-yamanote.com/)

温泉~館内の大浴場は露天風呂や温泉も。外湯巡りもおすすめ

道後温泉の源泉からひいた温泉は、弱アルカリ単純泉。肌になじみ入浴後の肌もしっとり。露天風呂やサウナもあり、特にヒノキ湯はゆったりと疲れを癒せます。

広々と清潔感のある温泉大浴場(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
広々と清潔感のある温泉大浴場(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
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道後温泉といえば、外湯も楽しみたいところ。道後温泉本館(改装中ですが一部で営業中)や女性におすすめの道後温泉別館の飛鳥乃湯泉へも宿からは徒歩でアクセスOK。タオルや湯かごの貸し出しなどもあります。

蜷川実花の作品が施された道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
蜷川実花の作品が施された道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
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客室~温泉とのギャップも楽しい。気分が上がるヨーロッパ調の客室

全室ウッドの床にアンティーク調の家具でまとめられたヨーロッパ調の客室は、女性好み。私はひとり旅で、セミダブルのお部屋を利用しましたが、18平米と広く、落ち着いた中にも華やかさがあり、女子ひとり旅にはぴったりでした。

セミダブルの客室はひとり利用にもぴったり(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
セミダブルの客室はひとり利用にもぴったり(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
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チェックインは13時、チェックアウトが12時とゆっくりと過ごせるのも、うれしいポイントです。

ツインの客室。部屋により壁紙などのイメージも異なる(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
ツインの客室。部屋により壁紙などのイメージも異なる(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
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食事~お食事に定評あり!記念日ディナーやひとりランチも◎

ダイニングはヨーロッパのホテルさながらの内装。そして目を引くのがテディペア。会話をしているように店内のあちらこちらに座っている様子がたまらなく愛らしい!

テラス席でもテディベアのお茶会が(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
テラス席でもテディベアのお茶会が(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
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私は素泊まりで宿泊したのですが、あまりの素敵な空間に急遽ランチを頂くことに。ランチコースはお手頃で、お料理の味はもちろん、調度品や食器、スタッフのホスピタリティまで洗練されていて優雅な時間が過ごせます。記念日滞在にもおすすめです。

レストラン(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
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レストラン(オールドイングランド 道後山の手ホテル)

スタッフにお願いをしてテディベアと一緒にランチ(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
スタッフにお願いをしてテディベアと一緒にランチ(オールドイングランド 道後山の手ホテル)
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過ごし方&観光~温泉地でアートを楽しむ!オンセナート開催中

道後温泉といえば、もともと朝も夜も街歩きが楽しい温泉地。浴衣で外湯やお土産屋さんをめぐるのも一興です。そして2023年2月26日(日)まで開催されているのが、道後オンセナート2022というアートイベント。国内外で活躍するアーティストが、「いきるよろこび」をテーマに、個性的で感性豊かなアート作品を展示し、道後温泉の散策に彩を添えます。

改装中の道後温泉本館も、アートスポットになっている
改装中の道後温泉本館も、アートスポットになっている
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■「オールドイングランド 道後山の手ホテルフロント」https://www.dogo-yamanote.com/
1泊2食付き1名あたり1万8250円(税・サ込)~

番外:道後温泉、こちらもおすすめ!

もうひとつ、道後温泉で私が注目している宿が、現代建築の巨匠 黒川紀章氏が設計した「道後館」。喫茶を利用したことがあるのですが、館内に入ると老舗の高級旅館ならではの風格に、建築好きにはたまらないデザイン。温泉大浴場をはじめ口コミもよく、いつか夫や両親を伴って行きたい宿です。

「道後館」は喫茶室の利用もおすすめhttp://www.dogokan.co.jp/

「道後館」は喫茶室の利用もおすすめ(http://www.dogokan.co.jp/)

またアート好きには、道後温泉駅から徒歩5分、セキ美術館もおすすめです。ロダンの大理石彫刻、横山大観・上村松園・加山又造などの日本画や、黒田清輝・小磯良平などの洋画の見事なコレクションが楽しめます。

「セキ美術館」https://www.seki.co.jp/mus/。年に4回、季節ごとに展示を変えるのでリピーターも楽しめる

「セキ美術館」(https://www.seki.co.jp/mus/)。年に4回、季節ごとに展示を変えるのでリピーターも楽しめる

いかがでしたか? お気に入りは見つかりましたか? 今年も残すところあとわずか。来年も旅の魅力を皆さまにお届けできるように、心身を整えて頑張ります。

◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん

村田和子さん
旅行ジャーナリスト・村田和子さん
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旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを務めた。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)

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