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1年で24kg痩せた専門家に聞く、上手に食欲コントロールをしてダイエットを制する方法

食後にクエン酸を摂取すると食欲が抑えられやすくなる

食事制限をしているときは、肝臓内のグリコーゲンが少なくなっているのでグリコーゲンを早く体内に入れようとして食欲が増してしまいがちです。グリコーゲンとは炭水化物の一種で、特に肝臓・筋肉などに含まれるエネルギー代謝に必要な物質)。グリコーゲンが溜まった状態だと食欲は減る傾向にあります。

食後にクエン酸を摂取すると肝臓にグリコーゲンが作られやすくなり食欲が抑えられやすくなりますので、ぜひ取り入れてみてください。手軽に摂取できるクエン酸を多く含む食材は、梅やレモンなどの柑橘類、パイナップル、キウイなどの果実などが挙げられます。

自分に合ったダイエット方法が見つけるきっかけに

実際、食欲コントロールの最適な方法はその人の性格や体質によって変わってきます。原因を知り、対策を知っていれば自分なりのダイエット方法が見つかるはずです。ダイエットが成功しない理由は1つではありません。今回ご紹介したものはダイエット失敗の原因のひとつにすぎません。それでも、これらの情報は頭の片隅に情報があるだけで自分に合ったダイエット方法が見つけるきっかけになると私自身の経験で感じています。

何度もダイエットに失敗していた体重78kだった私が初めてダイエットに成功したのは、失敗の原因と向き合うことができたからでした。性格・体質はみんなそれぞれ違います。流行りのダイエットに振り回されていた頃はリバウンドの繰り返しでした。ある日突然誰かに出会ったり、たまたま自分に合った情報に出会えたりしたことで人生が変わったりもします。この記事がそんなきっかけになってくれればと思います。

◆教えてくれたのは:ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん

ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん
ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん
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9年間、米ロサンゼルスでパーソナルトレーナーとして活動後帰国。トータルダイエットカウンセラーとして7冊の本を出版、ダイエット商品・食品の商品開発の監修などをはじめさまざまなメディアで活動。2017年に自身のギルトフリースイーツブランド「h+diet(エイチプラスダイエット)」(https://h-plusdiet.com/)を立ち上げ、現在は東京・武蔵小山で『h+diet laboratory』をオープン。野菜を使い、甘味料・人工甘味料不使用、グルテンフリーの「栄養学から考えるオーガニックスイーツ」を販売、他社の商品監修などに携わるなどヘルスフードサイエンス研究家としても活動。

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