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ダイアナ元妃&キャサリン妃、30年の時を超えて“一致”するロイヤルファッションの伝統と気品

ケープ付きコートでフェミニンさと凜々しさ

帽子やアクセサリーなどの小物がおしゃれなのはもちろんですが、フォルムが可愛らしいコートも2人は所有していました。

襟元の大きなケープが特徴的なマタニティーコート(1982年3月22日、Ph/GettyImages)
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1982年3月、イギリスのハダーズフィールドを訪れたダイアナ元妃。体のシルエットが目立たない「ベルヴィル・サスーン」のマタニティーコートで登場しました。ピンクのコートは、肩をカバーするビッグサイズのケープつきでした。

「マルベリー」のインバネスコートで登場(2019年2月28日、Ph/GettyImages)
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キャサリン妃も、2019年2月に北アイルランドへ訪問した際、ブルーの「マルベリー」のコートで登場。スコットランド発祥と言われている、二の腕が隠れるくらいの長めのケープがついたインバネスコートでした。

ダイアナ元妃が着用したコートは布の繊維がソフトな素材に見え、ピンクという色も相まって、フェミニンさが感じられます。対して、キャサリン妃のコートも元は男性用にデザインされたインバネスコートなので、凛々しさを感じられるデザインです。

ダイアナ元妃の時代から登場していたイギリスの伝統的なアイテムや柄は、現代のプリンセスである、キャサリン妃にしっかりと受け継がれていました。ダイアナ元妃、キャサリン妃のファッションが共に世界から注目されている理由は、おしゃれなだけではなく、英国のロイヤルファッションという歴史も感じられるからかもしれません。

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