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ダイアナ元妃&キャサリン妃、30年の時を超えて“一致”するロイヤルファッションの伝統と気品

コサージュやリボンがついた個性的な帽子

英国王室のファッションといえば、華やかな帽子をかぶる女性たちを思い浮かべる人も多いのでは? フォーマルな場のマストアイテムである帽子は、もちろん2023年となった今も受け継がれています。

大きなリボンがついたピンクの帽子をかぶったダイアナ元妃(1989年6月1日、Ph/GettyImages)
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1989年6月1日 イギリスのノーサンプトンを訪問した際に、着ていたのは「キャサリン ウォーカー」のピンクのスーツと、帽子は「フィリップ ソマーヴィル」。帽子のつばが、後ろの部分だけ折れていて、前方部分はまっすぐになっている特徴的なデザイン。ツバが折れた後方部分には、バラのような飾りと白いリボンが飾られていました。

ピンクのゴージャスな帽子をかぶったキャサリン妃(2019年2月28日、Ph/GettyImages)
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2017 年 6 月 、エリザベス女王の誕生日パレードに出席したキャサリン妃。「アレキサンダー・マックイーン」のドレスと同じ色の「ジェーン・テイラー」の帽子を合わせていました。ハットの片側に花をモチーフにしたような飾りがゴージャス感を演出しています。

競馬の祭典「ロイヤルアスコット」はもちろん、冠婚葬祭など、さまざまなシチュエーションで、リボンや羽、花のコサージュがついた個性的なハットをかぶってきました。ドレスとハットはセットのものを着用しているように見えますが、別々のブランドのものをコーデ。センスの高さを感じさせます。