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果物は太る?太らない?ダイエットにおすすめのフルーツは?1年で24kg減量した専門家が解説

ダイエットにおすすめの果物

そこで、ここでは適量であればダイエットにおすすめ果物を紹介します。

グレープフルーツ

グレープフルーツはカロリーが低いだけではなく、タンゲレチンという成分がブドウ糖を体内に取り込みにくくする効果があるので、血糖値が上がりにくくなり脂肪蓄積を軽減してくれます。

それだけではなく、果糖を体内に取り込みにくくする効果がある栄養素が含まれます。果実のまわりにある白い部分にもその栄養素があるので、食事前にグレープフルーツを白い部分も一緒に食べるとダイエット効果がより期待できますよ。

パイナップル

パイナップルは寝る2時間ほど前に食べると、メラトニンを分泌しやすくなり、よりよい睡眠につながります。睡眠中に分泌される成長ホルモンには脂肪分解促進作用があります。よりよい睡眠は成長ホルモンの分泌を促してくれることにつながります。

パイナップル
夜、寝る前に何か食べたくなったときにおすすめ(Ph/イメージマート)
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夜、寝る前に何か食べたくなったときや、夜食や夕食などの一品には、カロリーが少なく脂質が少ないカッテージチーズなどと一緒にパイナップルを選択すると、血糖値が上がりにくくなるのでおすすめです。

りんご

りんごは食物繊維が豊富なだけではなく、含まれるポリフェノールがブドウ糖を体内に取り込みにくくする効果があるので、血糖値が上がりにくくなり脂肪蓄積を軽減してくれます。手軽に1年中買えるのもうれしいポイントですね。

ラズベリー

ラズベリーは食物繊維が豊富。また、含まれるタンニンにはでんぷんを吸収しにくくする作用があります。その結果、血糖値が上がりにくくなり、脂肪が蓄積されにくくなります。

さらに、ラズベリーには多くの抗酸化物質が含まれています。これらの物質には偏った食事や不健康な生活習慣、心理的なストレスによって細胞を傷つけてしまうフリーラジカルの生産を中和させる効果があると考えられています。このフリーラジカルが大量に体内で作られてしまうと脂肪燃焼がされにくくなりますので要注意。ブルーベリーなどベリー系の果物にはラズベリーと同じような作用がありますので、覚えておきましょう。

いかがでしたか? まずは果物の特徴をよく知り、上手にご自身のライフサイクルに取り入れてみてくださいね。

◆教えてくれたのは:ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん

ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん
ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん
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9年間、米ロサンゼルスでパーソナルトレーナーとして活動後帰国。トータルダイエットカウンセラーとして7冊の本を出版、ダイエット商品・食品の商品開発の監修などをはじめさまざまなメディアで活動。2017年に自身のギルトフリースイーツブランド「h+diet(エイチプラスダイエット)」(https://h-plusdiet.com/)を立ち上げ、現在は東京・武蔵小山で『h+diet laboratory』をオープン。野菜を使い、甘味料・人工甘味料不使用、グルテンフリーの「栄養学から考えるオーガニックスイーツ」を販売、他社の商品監修などに携わるなどヘルスフードサイエンス研究家としても活動。

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