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66歳オバ記者、「境界悪性腫瘍」の診断から8か月 “お腹のふくらみが気になる”現在の体調は?

「体によさそうなこと」をいくつかした結果?

なぜこうなったか、実は思い当たることがいくつかあるんだよね。ひとつはSNSで仲良くなったMちゃんにすすめられた植物エキス。これを数滴、水に溶かして飲んだら、その夜、よく眠れたのよ。

あと鍼ね。今、2週間に一度のペースで通っている。そうしたらやたら身を動かしたくなってね。区のスポーセンターのヨガ教室に行くようになったんだわ。ちょっと汗が出るレベルのヨガを週に3~4回。

オバ記者
ヨガ教室で教わった目のツボ
写真6枚

とにかく体によさそうなことを、いくつかしたら、その日によって違うけれど今朝はお腹まわりがやや小さくなったきたような。横になって垂れるぜい肉が薄くなっているような。

昨年夏、区の婦人科検診で、「卵巣が12cmに腫れています」から始まった“卵巣がんの疑い”で、何人かの婦人科の医師の顔色が変わった私のひと言があるの。それは「急にお腹がまわりが太くなった」というもので、「急にって、どのくらいの期間ですか?」と私の顔をまじまじと見たの。「1か月くらい前からです」というと、「う~ん」と顔が曇ったんだよね。つまり、お腹がふくらむ=やばい、ということじゃないかしら。

ここのところ体調は悪くないけど、だからといってお腹の中で起きていることは知りようがない。それでも「やばい」という思いを少しでも減らしたくてお腹のぜい肉を触りつつ、いいと言われることをしているんだよね。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
写真6枚

1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

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