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レトロモダンな「ドット柄」、若作り感なく着こなすコツは「小さめドット」「とろみワンピ」スタイリストが指南!

ドット柄のスカートとトップスを着た女性とダルメシアン
気分までかわいらしくなれるドット柄、大人女性が若作り感なく着こなすコツは?(Ph/イメージマート)
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昔からある定番柄のひとつが、ドット柄。レトロモダンな雰囲気がおしゃれですが、大人女性が着るとちょっと子供っぽく見えることも。そこで、大人っぽく着こなすコツをパーソナルスタイリストの杉山律子さんにうかがいました。

ドットが主張しすぎない、小さなドット柄なら大人でもOK

ドット柄を選ぶとき、「ドット柄の大きさがポイント」と杉山さん。確かにその大きさで印象が全く変わりますが、大人女性におすすめは?

「ドットが大きめだったり、規則的に並んでいるとガーリーな印象が強くなるので、大人女性はできるだけ小さなドットを選ぶのが正解です。さらに、ドットが不規則に並んでいて、散らばっているように見えるものがベスト。

ドット柄自体がとてもかわいいものなので、ドットは小さい方がかわいくなりすぎずに着こなせますよ」(杉山さん・以下同)

ベーシックな色に白いドットの落ち着いた雰囲気なら失敗なし

春夏のおしゃれでは明るいカラーを取り入れたくなるものですが、ドット柄の場合、どんな色を選ぶとよいのでしょうか。

「ドット柄を取り入れる場合、ベースがネイビーや黒などベーシックな色に白い小さなドットが散らばっているようなシックな雰囲気のものを選ぶと失敗しません。

例えば、スカイブルーのベースにドット柄だと、大人にはかわいくなりすぎです。柄モノという時点で大人にとってはかわいいアイテムになってしまうので、ドット柄を取り入れるときはイエローやグリーン、ピンクなどのかわいい色は避けましょう」

大人が着こなすならドット柄のとろみワンピースがイチオシ

では、どんなアイテムでドット柄を取り入れたら、大人っぽいおしゃれが楽しめるのでしょうか。杉山さんのおすすめはワンピースだそうです。

ドット柄のパンツをはいた女性の足
ドット柄のパンツはパジャマ感が出てしまうので避けたい(Ph/イメージマート)
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「ポリエステルなどとろみのある素材で、ゆったりとしたワンピースが使いやすいですよ。大人の場合、本来、顔まわりはすっきりとしたほうがいいので、トップスをドット柄にするのはあまりおすすめしません。柄モノはコーディネートしにくいアイテムでもあるので、柄モノを取り入れる場合はワンピースにすれば簡単にまとまります。

ボトムスなら、パンツよりもスカートがおすすめ。パンツはものによってはパジャマ感が出てしまうので大人女性には使いづらいんです。

ドット柄のアイテムを取り入れるときは、色を多用しないこともマスト。例えば、ドット柄のスカートにピンク色のトップスを合わせると、どちらも主役になるアイテムなのでバランスを取るのが難しくなります。『目立たせるアイテムは1つだけ取り入れる』というのが失敗しないコーデのコツです。例えば、ドット柄のスカートには白のトップスを合わせると大人でもすっきりと着こなせます」

小物もベーシックな色とデザインを合わせて、かわいらしさを中和

土と柄のワンピースを着て、白いバッグとスニーカーをはいた女性のイメージイラスト
ベーシックな黒に、白の小さくてランダムなドット柄のワンピなら上品で大人かわいく、若作り感なし(イラスト/飛鳥幸子)
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「ネイビーや黒などのベーシックカラーに小さなドット柄のアイテムを選んだとしても、やはりドット柄はかわいらしい印象には違いありません。ですから小物の色やデザインはベーシックなものを合わせましょう。

靴は、つま先が尖っているポインテッドトゥのパンプスがおすすめ。ラウンドトゥのパンプスだとかわいくなりすぎるのでNGです。または、真っ白なスニーカーでもいいと思います。辛口なポインテッドトゥやスポーティーなスニーカーでかわいらしさを引き算するイメージです」

いつの時代も定番のドット柄ですが、大人になると取り入れ方には少し工夫が必要です。ガーリーな雰囲気の柄なので、ドットの大きさや色、合わせるアイテムで甘さを抑えて、大人のドット柄コーデを楽しみましょう。

◆教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・杉山律子さん

パーソナルスタイリストの杉山律子さん
パーソナルスタイリストの杉山律子さん(Ph/黒石あみ)
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一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。映画や広告、音楽業界など幅広い分野でスタイリストとして活躍後、結婚・出産を経て、2016年よりパーソナルスタイリストとして活動開始。ファッション講座やプロ認定講座を開催。顔立ちや体型、に合わせたスタイルの提案に定評がある。新著に『シンプルにはじめる 大人の着こなし入門 プロが教えるセオリー&アイデア』(翔泳社)がある。https://ameblo.jp/stylejiyugaoka719

取材・文/青山貴子

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