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皇后雅子さま、夏は「バイカラー」でキリッとクールに洗練ファッション

2006年6月、ご公務でシンガポール、タイを訪問される天皇陛下(当時)と美智子さまをお見送りのため、東京国際空港にお出ましの雅子さま
ジャケットのボタンも白×ネイビーのバイカラー(2006年6月8日、Ph/横田紋子)
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皇后雅子さまは、「ネイビー×白」など、洗練された印象を与えるバイカラーの小物や洋服などを取り入れることが多く、夏はキリッと爽やかに見えます。そこで、雅子さまのバイカラーアイテムを取り入れた夏ファッションをチェック。バイカラーを取り入れることでの効果など、コーディネートのポイントをスタイリストの横山麻里さんに聞きました。

おしゃれ度が上がり、スタイルアップ効果も

バイカラーファッションアイテムを取り入れることでの効果を横山さんにうかがいました。

「バイカラーのアイテムはそのコントラストが強いほど、メリハリがつきます。アラフィフになるとフェイスラインやボディラインなどがぼやけがちですが、バイカラーアイテムを取り入れることで、すっきりシャープな印象を与えることができ、スタイルアップにつながります。

また、ベーシックカラーのコーディネートだとしても、バイカラーを取り入れることで、コーディネートにアクセントがつきます。夏はシンプルなワンツーコーデになりがちですが、バイカラーアイテムを取り入れると、一気におしゃれ度が高まります」(横山さん・以下同)

白のセットアップの甘さを引き締めるグリーン×黒の帽子とシャツ

1993年8月、夏の国民体育大会の開会式にご出席の雅子さまのファッションも注目を集めました。グリーンと黒のバイカラーの帽子とシャツがアクセントになっていました。

1993年8月、夏の国民体育大会の開会式にご出席の雅子さま
グリーン×黒のバイカラーの帽子とシャツ(1993年8月1日、Ph/JMPA)
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1993年8月、夏の国民体育大会の開会式にご出席の雅子さま
足元は白で抜け感をプラス(1993年8月1日、Ph/JMPA)
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「白のスーツのインナーにグリーンと黒のバイカラーシャツを取り入れることで、白が引き締まり、甘すぎないスタイリッシュなコーディネートになっています。帽子も同じ配色でまとめると顔周りがより華やかかつシャープな印象にまとまっています。大きめのイヤリングや、ジャケットのボタン、バッグの留め具がゴールドで統一されていることで、より大人っぽい雰囲気になっていますね。

白の洋服にバイカラーを取り入れるときは、淡いカラーではなく、引き締め効果のある濃い色のバイカラーアイテムを合わせると、シャープな印象に仕上がります。例えば、白のカットソーワンピース、かごバッグやスニーカーを合わせるとナチュラルな雰囲気ですが、濃いカラーのレザーのバイカラー小物を合わせれば、クールで大人っぽく、きちんと感のあるスタイルになります」

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