フード

『トライス』は糖質約78%オフなのにほぼお米!食物繊維もたっぷり摂れる【実食ガチ採点】

糖質制限中、スイーツやパンは我慢できても、お米は我慢できない…。そんなダイエッターはこちらのアイテムに注目を。

「KBS(ケービーエス)コーポレーション」が発売している『TRICE(トライス)』
写真8枚

「KBS(ケービーエス)コーポレーション」が販売している『TRICE(トライス)』(お試しセット3食分1620円税込~)は、米粉とコーンスターチを使うことで、限りなくお米に近い食感ながら、同量の白米と比較して糖質77.9%オフ、カロリーも40%オフを実現した無添加食品。

さらに、1食分(炊飯後100g)で、レタス9個分(27.7g)の食物繊維を摂ることができるというから、腸活にも◎と言えそう。

お皿に出した炊く前の『TRICE(トライス)』
写真8枚

『TRICE』を袋から出してみると、表面が少しつるんとしているけれど、さほど白米と変わらない見た目。これをさっそく炊いてみる。

炊き方は、1袋(150g)あたり250ccの水を入れて、通常モードで炊飯するだけ。洗わずにそのまま調理できるので、手間は少ない。スイッチを入れてしばし待っていると、いつものお米を炊いているようなにおいが漂ってきて、期待が高まる。

『TRICE(トライス)』をお茶碗にしゃもじでよそっている
写真8枚

炊飯が完了し、炊き上がった『TRICE』をしゃもじで持ち上げてみると、意外ともっちりしていて普通の白米のように茶碗に盛ることができた。見た目は完全にいつものご飯と変わらないけれど、気になるお味は…?

【実食】食感に少し特徴があるけれど、味は米そのもの!?

お茶碗に盛った『TRICE(トライス)』4種類
写真8枚

米粉を使っているだけあって味わいは米と比べても遜色ない印象。普通の米と比べると、粒の存在感が強く、食感が少しプリッとしている感じ。また、普通のお米よりも粒同士の密着感がないので、お茶漬けやチャーハンなどパラパラに仕上げたい料理に特に向いている気がする。

さらに、『TRICE』専用のフレーバーにもトライしてみた。フレーバーは「ドライカレー」「とり釜めし」「海鮮」の3種類で、水を加えたあとにシーズニングと具材をそれぞれ入れ、軽く混ぜ合わせてから炊き上げるだけ。

『TRICE(トライス)』ドライカレー味
写真8枚

「ドライカレー」の具材は、フリーズドライされたみじん切りの玉ねぎと大豆からできたひき肉風のそぼろ。スパイシーで少しジャンクさのあるカレー味のご飯に、このそぼろが混ざることで食感に変化を与えてくれる。3つのフレーバーの中では「ドライカレー」が個人的に一番好きな味だった。

『TRICE(トライス)』とり釜飯味
写真8枚

続いて、「とり釜めし」は鶏肉とねぎが具材。鶏肉はけっこう細かく、具材としての食べごたえはあまりないけれど、その分、全体に混ぜ合わせることができるので、味のバランスをよく食べることができる。ベースのしょうゆ風味は『TRICE』にもマッチする味わいで、ねぎの香りがアクセントに。

『TRICE(トライス)』海鮮味
写真8枚

「海鮮」は、鮭としじみでこちらも和のテイストの具材。思いのほかたっぷりしじみが入っているのがうれしい。また、鮭もしじみに負けないしっかりとした味で食欲をそそる。しょうゆベースながらホタテエキスパウダーやエビエキスパウダーが隠し味になっていて、「とり釜めし」とはまた違った風味を楽しむことができる。

公式サイトには、アレンジレシピも公開中。低糖質おはぎや低糖質カレー、豚バラ肉とニラのクッパ、ジャンバラヤ&チキンソテー、低糖質牛丼、低糖質チャーハン、ブロッコリーとベーコンの(豆乳)リゾット、トマトジュースでオムライス風など、さまざまな料理のレシピがまとめられているので、心強い。フレーバーなしでも、アイディア1つで楽しみ方は無限大だ。

「TRICE」で料理を作ったときの糖質オフの度合いを示した写真2点
写真8枚

炊き上がり100gあたりの『TRICE』の糖質量は8.1gで、一般的な白米100gあたりの糖質量36.8gと比べてかなり低いので、おかずを合わせてもロカボ基準の1食20g~40gの糖質量を満たすことができそう。また、炊き込みごはんには具材をプラスするのもオススメというから、肉や魚介類を足すことで満足感もアップするはず。

ちなみに、炊いた『TRICE』にとろけるチーズを混ぜると、粒がまとまって食べやすくなり、濃厚な味わいも楽しめる。チーズは糖質が少ないから、糖質制限ダイエット中でももちろん◎。

食事を工夫しながら楽しむことができそうな『TRICE』なら、これまで糖質制限に挫折してきたという人でも続けることができるかも。

ヘルシー:★★★★★
→糖質はもちろん、カロリーも低くて満足の食べ応え
コスパ :★★★★☆
→1袋あたり500円ほどだけど、3食分と考えたら高くもないかも
意外性 :★★★★☆
→お米の再現度の高さにびっくり!
手軽さ :★★☆☆☆
→炊飯器で炊く必要があるので自炊向き
ハマり度:★★☆☆☆
→あくまでお米の代わりにいただくイメージなので、必要に応じて取り入れたい

【データ】
KBS(ケービーエス)コーポレーション『TRICE(トライス)』
販売価格:[お試しセット(「TRICE」150g×3袋、フレーバー3種各1食)]1620円(税込)、[15パック(「TRICE」150g×15袋、フレーバー3種各5食)]8100円(税込)、[お米のみ7パック]3024円(税込)、[お米のみ14パック]5292円(税込)
栄養成分:[1食(炊飯後100g)あたり]エネルギー:100kcal、たんぱく質:1.5g、脂質:0.7g、炭水化物:35.8g(食物繊維:27.7g、糖質:8.1g)、食塩相当量:0.0g
販売店舗:オンラインショップ
https://trice.co.jp/

撮影/八木英里奈

●糖質は白いご飯の1/24!時短にもなるカリフラワーライスを【実食レポ】
●【正しい糖質制限ダイエット】17kg減量の医師が解説!「ご飯抜けばOK」は間違い
●糖質制限はやっぱりダメ?太りにくい体をつくる「ご飯の食べ方」
●ダイエットにフルーツが効果的!?「みかん+ご飯」など甘味と酸味を生かす料理のコツ
●【知識編】ご飯を我慢しないでOK!「もち麦ダイエット」で痩せて腸も肌もキレイに