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《ソウル在住ライター厳選》おしゃれでかわいくて美味!今旬な「韓国土産」新定番

フランス小麦を使ったユニークな韓国フィナンシェ『BRICK SAND』

ソウルでは、江南(カンナム)駅、ソウル駅、三清洞(サムチョンドン)仁寺洞(インサドン)の4店舗(2023年12月現在)を構える焼き菓子店『BRICK SAND』は、2020年にオープンした韓国発祥のスイーツブランドで日本未上陸。レンガをモチーフにした小ぶりのフィナンシェが人気でいつも行列が絶えません。

写真は三清洞店。店内はどこを切り取っても写真映えする
写真は三清洞店。店内はどこを切り取っても写真映えする
写真15枚

外はカリッ、中はしっとりとした食感のフィナンシェは、アーモンドの香ばしさとバターの風味を楽しむことができ、焼きたてがおいしいのはもちろんですが、時間が経ってさらにしっとりさが増した状態もまたいいのです。

常時12種類のフレーバーがありますが、私が特におすすめしたいのはフィナンシェと分厚いチョコレートバーが一体化したシリーズ。フィナンシェにチョコレートバーだなんてしつこい味なのかと思いきや、食べてみたら見事な味のバランスに感動します。日本のフィナンシェに比べて小さいので、さらにもう1個食べたくなるおいしさです。常々、韓国のスイーツの味には疑いの目を向けがちな私ですが、ここは本当におすすめできる品のいい味です。

韓国のフィナンシェは日本より2回りほど小ぶり。写真左から、ダークブリック(チョコレート)、ダルコムブリック(塩キャラメルチョコ)各2600W、ベーシック2000W
韓国のフィナンシェは日本より2回りほど小ぶり。写真左から、ダークブリック(チョコレート)、ダルコムブリック(塩キャラメルチョコ)各2600W、ベーシック2000W
写真15枚

店内はイートインもできて、写真映えするスポットもたくさん。韓国でもまだあまり知られていないブランドなので、韓国人へプレゼントしても喜ばれます。材料にもこだわっていて、フランス産小麦粉やゲランドのバターなどを贅沢に使用していて、初めて食べた時は新宿伊勢丹の地下にある有名フィナンシェ店の味を思い出しました。1つ1つ個包装されていてかわいいい箱やラッピングもできるので(有料)、特別な人へのお土産にいかがでしょうか。

箱に詰めた商品をポジャギ(韓国版風呂敷)で包んでくれるラッピングサービスもある(6000W~)
箱に詰めた商品をポジャギ(韓国版風呂敷)で包んでくれるラッピングサービスもある(6000W~)
写真15枚

◆DATA
店名:BRICK SAND
価格:ベーシック2000W、ダークブリック(チョコレート)、ダルコムブリック(塩キャラメルチョコ)各2600W、ココブリック(ココナッツ)2800W
店舗:ソウル市内では江南駅、ソウル駅、三清洞店、仁寺洞店
営業時間:10~19時/日、月定休(店舗により異なる)
フィナンシェの賞味期限:製造日から7日(冷凍庫保存で14日)

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