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通信費、保険…年度末に見直すべき固定費を節約アドバイザーが解説

年金だけで生活していけるか?早めにシミュレーションを

定年を迎えて年金収入が主になったとき、どんな生活をしているか考えたことはありますか? 将来の収支を想像することは、今当たり前に支払っているお金の見直しをするきっかけにもなります。

年金手帳と小銭と時計
年金生活のシミュレーションが節約のカギに(Ph/photoAC)
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“終活”を視野に入れた住居に

もう1つの大きな固定費が住居費です。賃貸の場合に限りますが、お子さんが自立し、大きな家が必要ではなくなっているかたは、今よりコンパクトにしてその分家賃が安い物件に移るのもおすすめです。引越しの際にする物の処分は“終活”にもつながりますし、より身軽にシンプルな生活にシフトして、住み替えを検討してみてはいかがでしょうか。

「ねんきん定期便」を見ながら将来必要な金額の試算を

毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」。これには今まで納めた年金額と、それに基づく給付額が記載されています。将来のことを考えて、年金だけで充分な生活していけるのかシミュレーションしてみましょう。

老後のことまで考えて、真剣に出費に向き合ってみると、さらに節約できるものが見つかるかもしれません。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/吉田可奈

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