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65歳オバ記者が振り返る“激動の1年” 母親の死から、卵巣がん疑い手術、『あさイチ』生出演まで

『あさイチ』では無我夢中で放心状態

で、どうにかNHK『あさイチ』に「ダイエット失敗の権威」と見栄をきって生出演したけど放送中、ずっと立ちっぱなしなのよ。出演中は無我夢中でわからなかったけれど終了したら放心状態。家に帰ったら即爆睡。半日、起きられなかったわ。

「ダイエット失敗の権威」として出演
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そんなこんながあった10日後に入院して、その4日後に6時間におよぶ大手術。幸い「卵巣がんの疑い」は「境界悪性腫瘍」とどっちかと言えば良性の枠に入って、抗がん剤治療はない代わり、20年近くかけていたがん保険も出ない。担当医にその話をすると、「境界悪性腫瘍は再発や他に移転する可能性が低いからなんでしょうね」とおっしゃる。がんになったら300万円は出なかったけど、よかった!!

オバ記者
6時間もの手術を終えたあとのオバ記者
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そんなドタバタの1年を下腹部の存在をまったく感じないほど回復した私が振り返って思うのは、ありきたりだけど健康が第一。何があっても健康ならなんとかなるもの。そのためには体のどこがが「ん? なんかヘンじゃね?」と思ったら即刻、病院に行くこと。定期健診も大事だけど、異変の時の受診はもっと大事だよ。それと、“痛み”があるのに個室バスで出かけたりしたけど、そういうときは無理しないのが肝心ね。

オバ記者
今はすっかり回復!
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健やかな年の初めでありますように!!

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
オバ記者ことライターの野原広子
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1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

【329】「卵巣がんの疑い」手術から2か月半、65歳オバ記者が「乗り切った!」と達成感を覚えた瞬間

【328】「すい臓がん」になった親友 「私、死ぬかもよ」と言った2か月後に永遠に別れるまで

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