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66歳オバ記者、お盆直前に感じた「亡き弟の姿」 書店で目に飛び込んできた一冊の本に驚いた

58歳で胃がんになり亡くなった弟

思えばあの数年間が弟の花の時代だったんだよね。社寺仏閣の仕事はそういくつも続かない。そのうち酒量ばかりが増えて、昼から飲む日もあってね。それで58歳で胃がんになり、発病から亡くなるまで、家族にはずいぶん迷惑をかけたみたい。

葬儀イメージ
58歳という若さであの世に行ってしまった弟(Ph/photoAC)
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それにしてもよ。節くれだった手やガニ股で前屈みで歩く姿。身に染み付いたヒノキの匂いを、なぜ、東京駅を間近で見る都会のカフェで思い出さなくちゃならないのよ。

化けて出るのはけっこうだけど、書店のカフェは似合わなさすぎだって! そんなことをぶつぶつ言いながら、今年も水戸線に乗って迎え盆に行ってきたのでした

オバ記者
今年も無事弟のお墓参りができました(写真は義妹)
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◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
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1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

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