【山本浩未さんのメイクのメ】目の周りのくすみを利用して目ヂカラアップ！

ヘア＆メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、目のまわりのくすみを利用する逆転の発想をレクチャー。

＊　＊　＊

「目の下のクマはコンシーラーなどでカバーしましょう」ってよくいいますよね。でも、実はクマやくすみは、目を大きく見せる効果もあるから、しっかりカバーしないほうがいいの。目の際がちょっとくすんでいることで、まるでアイカラーを塗ったかのような効果が出るんです。

だからといって、「クマやくすみはそのままでOK」というわけではありませんよ。目の際ギリギリまでファンデーションやコンシーラーは塗らないけど、目の周りは明るくして、明暗のメリハリを利用するってことなんです。

目まわりにメリハリを出すコンシーラーの塗り方

やり方は、目の下を指で触って、骨のあるところとないところの境目あたりにファンデーションやコンシーラーをのせたら、指先で軽く叩きながら上に向かってぼかしていきます。ここからスタートすれば、目の際のくすみがいい具合に残るの。この時コンシーラーを伸ばしてしまうとメリハリがつかないので、その場になじませるイメージで。さらに指先に残ったコンシーラーで上まぶたをなぞれば、ほどよく明るさアップ！

その後、しっとりまぶたになじむアイカラーを塗ると、目の際のくすみと重なって、1色でグラデーションができちゃうんです。アイカラーは、指先に取ったら上まぶたのいちばん膨らんでいる部分にのせ、ワイパーのように左右に動かしながらぼかすだけ。

最後に黒のアイラインで引き締めれば、ほどよく色気と陰影のある目元が完成します。

大人はくすむのが当たり前だから、そこをうまく使う！　逆転の発想、ぜひ取り入れてみて。