ファッション

木の実ナナ、松本伊代、由美かおるがミニスカはき続ける理由

ツイッギー来日の影響を受けて、その後の人生が大きく変わったのは、“生涯ミニスカート宣言”をして、71才の現在も惜しげもなく、ミニスカ姿を披露する女優・木の実ナナだ。

「ツイッギー来日直前、デザイナーの鳥居ユキさんに“はいてみて”って言われたのが始まりでした。だから、日本で最初にミニスカートをはいたのは私といっても過言ではありません。最初は面積が小さいスカートにビックリしましたけど。でも、どうせはくならきれいにはきたいと思って、努力しているうちに好きになっちゃった。ミニスカートは女性らしくいられると同時に、シャキッとするアイテム。はくだけで気分があがるのがミニスカートの魔力ですよ」

以来、ミニスカは木の実の代名詞となり、今ではファンもミニスカでなければ許してくれないという。

「私は永遠にはき続けたい。人生を輝かせることができるのは自分だけ。だから、ミニスカをはき続けて自分らしく生きたい」

木の実と同時期に西野バレエ団の“レ・ガールズ”の一員として、超ミニスカートに白いブーツで一世を風靡した由美かおる(66才)はミニスカの魅力をこう語る。

「恩師である西野皓三先生のプロデュースによってミニスカ姿でデビューした私ですが、その姿を見た石原裕次郎さんが映画『夜のバラを消せ』(1966年)の相手役に抜擢してくださいました。ミニスカートは女性をかわいく、そして元気にしてくれるものだと思います。自分を強調するように、颯爽と歩いてほしい。ミニスカートにはアクティブなパワーが詰まっているんです」

10代の頃と変わらぬ美脚を誇る松本伊代(52才)もミニスカ現役組。ただし、年を重ねてTPOに細心の注意を払うようになったという。

1735_matsumoto_iyo_800px
写真2枚

「ミニスカートは大好き。(夫の)ヒロミさんも喜んでくれるし(笑い)。でも、夏は生脚で出かけるのは控えたり、冬場はブーツやタイツを合わせてはいたりと、年齢とのバランスがとれるよう、自分なりに調整しています」

だが、松本はこんな思いも吐露してくれた。

「周りにやめたら? と言われたらやめるつもり。無理しちゃってとか、若ぶってると思われるのが嫌なので。だから、友達にも“イタい”と思ったら言い合おうねって言っているんです。自分の満足だけではなく、周りの目も気にすることって、自分をよりよくするためになると思うから」

一方で、小島慶子(45才)は、周りの目を気にして自分が着たいものを封じることは “不毛なこと”と一刀両断。

「私の住んでいるオーストラリアではおばあちゃんたちも短パンやビキニを着ていますよ。誰も目くじらをたてません。他人の服装に対してみっともないとか、見ているこちらが恥ずかしくなるなんて言うのは余計なお世話。誰でも年をとるのに、中年以降の体を恥じなくてはならないなんて、ひどい話です。ファッションと年齢の話が出るたびに、女性の体は誰のものかと考えてしまいます」

※女性セブン2017年9月28日号

【気になる記事をチェック!】
まずは家トレ!お腹シェイプ、美脚ゲットの注目グッズ7選
さすってむくみ解消!【魔法の絹手袋マッサージ】で美脚に
ひざ下O脚を改善!【座ったままエクサ】でほっそり美脚に
【ダイエットなんでもQ&A】ふくらはぎすっきり!美脚を作る「ヒールアップ」
【注目グッズ】目指せ、美脚!ジェルとローラーでむくみと冷えを解消