不調改善

お腹痩せや腰痛改善に!「7秒かけて座るだけダイエット」の方法をイチから紹介

1日おきに10回でOK!

「目安は1日に10回ですが、10回以上座っている人は、座る回数だけ行ってください。また、筋肉量を増やすためには、1日おきがベスト。筋肉量は、エクササイズによって生じる筋肉痛を修復することで増えます。エクササイズ後24~48時間程度筋肉を休ませれば、エクササイズ前より筋肉量がアップします。

◆やってみてつらかった人は…

ただし、1回やってみてつらい人は、無理をせず、回数を増やせるようになってから、徐々に増やしていきましょう。7秒かけて座るのがやりづらければ、まずはゆっくり座ることから始めましょう。座るたびにゆっくり座る。慣れたらフォームを正して7秒かけて座る。これだけでも続ければ充分効果が出ます」

腰痛、尿漏れの改善にも効果あり!

「7秒かけて座るだけダイエット」には、ダイエットや足腰を鍛える効果のほかにも、女性に多い腰痛や尿漏れの改善にも有効だという。

「スマホやゲーム、デスクワークで長時間座っていると、上半身と下半身をつなぐ要となる大腰筋は、収縮したまま硬くなってしまいます。すると、大腰筋が覆っている骨盤にもゆがみが生じるため、猫背やでっ尻に。元のまっすぐな姿勢に戻そうと、背中を反らせば腰に負担がかかります。これが腰痛の大きな原因の1つです。7秒座るだけダイエットで大腰筋を鍛えれば、強くしなやか筋肉が腰痛から守ってくれます」

◆尿漏れに効果的な理由

また、骨盤底筋群の緩みがもたらす尿漏れにも有効だと工藤さんは話す。

「膀胱や子宮を支える骨盤底筋群は、加齢とともに緩んできます。鍛えるには、ふとももの内側の内転筋を鍛えればOK。内転筋は7秒座るだけダイエットで十分に鍛えられます。以前は、和式のトイレなどで自然に鍛えられていましたが、現在では意識的に鍛えるほかありません。電車などに座っていると、つい両脚が開いてしまう人、両脚を閉じにくい人は、内転筋が衰えている証拠。尿トラブルを引き起こす前に、しっかり鍛えておきましょう」

7秒かけて座るだけダイエット、ラクにできてさまざまな効果が期待できそう。もうやるしかないでしょ!

コロナ太り・在宅太り対策を工藤さんが解説

外出自粛により家にいる時間が増えたことで、ちょと太ったかも、という人は紹介した「7秒かけて座るだけダイエット」以外にもさまざまな方法がある。「飲むだけ」「食べて痩せる」など簡単なダイエット法を工藤さんが解説しているのでチェックしてみて!

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教えてくれたのは:医師・工藤孝文さん

工藤孝文さん
写真10枚

減量外来・糖尿病内科医。福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへの留学を経て、現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療を行う。日本内科学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本抗加齢医学会、日本女性医学会、小児慢性特定疾病指定医。『ガッテン!』(NHK総合)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)など、テレビ出演も多数。YouTubeチャンネル『シックスパックのイケメン医師工藤孝文先生のダイエット外来』も配信中。工藤孝文先生の公式HP

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