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女優も実践するメソッドを伝授!「オスカービューティーキャンプ」レポ

「オスカープロモーション」の専属レッスン講師・山本美紀さんが、2つ目のセクションで教えてくれたのは、スタイル抜群に見える姿勢。正しい姿勢と美しいポーズで、若々しく、ほっそりとした印象に見せることができるという。

【2】姿勢&ポージングで痩せ見え

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まずは、足裏全体に重心をかけて立つ。頭の上を1本の糸で吊られているイメージで、背筋を伸ばすのがポイント。

「猫背にならないよう、肩甲骨を寄せるようにして胸を張ってくださいね。このとき、あごが上がってしまうと、感じが悪く見えるので、あごは少し引き気味にして、目線はまっすぐ前を見てください」(山本さん。以下「」、同)

また、腰が反ってしまうのもNG。腹筋と背筋を意識して、体がまっすぐな状態をキープするように。姿勢が整ったら、左右のかかとをつけ、つま先は握りこぶしひとつ分の幅に開くと、基本の姿勢が完成。

うまくできない人は、慣れるまで、かかと、お尻、背中、頭の4点を壁につけて、まっすぐに立つ練習をするといいそう。

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さらに応用編として、よりスレンダーに見える「レの字のポーズ」をレクチャー。基本姿勢から、重心を後ろにかけ、左脚を前に出す。足先から体までの距離が伸びることで、脚が長く細く見えるそうだ。

ここで、前に出した左脚のひざを内側に寄せてレの字を作る。次に、腰から体をひねり、重心をかけているほうの肩を前にグッと出す。そうして左右の肩に遠近感を出すことで肩幅が小さく見え、ウエストもスレンダーに見えるという。

「肩につられて顔が動いてしまいがちなので、正面に向いた状態をキープするように気をつけてください」

会場からは「ちょっとつらい…」という声もちらほら。簡単そうに見えたけれど、このポーズを保つために実は相当な筋力を使う。山本さんによると、意識して続けていくうちに、だんだんと身についてくるのだとか。

【3】上品な仕草をプラスして女を上げる!

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3つ目のセクションでは、手指の仕草で上品さをプラスする「キツネのポーズ」に挑戦。

基本のポーズは、手をキツネの形にしたら、軽く開き、そのまま小指を正面に持ってくるようにひねる、という簡単なもの。

この「キツネのポーズ」を使って、まずは汎用性の高いショルダーバッグの持ち方を練習。ショルダーをぎゅっと握るのではなく、「キツネのポーズ」のまま、親指をショルダーの間にすっと滑り込ませるイメージで。そして手首を返すと、より女性らしい手元を演出できる。このとき、脇を締めることを忘れずに。

また、パーティーなどでクラッチバッグを持つときには、「キツネのポーズ」から人差し指を立て、バッグに添えるように持つのがポイント。

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応用編として、「キツネのポーズ」でグラスを持って乾杯! 手首を返し胸の辺りでグラスを持つようにするのがポイントとなる。ここで、先ほど学習したスタンダードスマイルを添えれば完璧!

このように、さまざまなシーンで活用できる「キツネのポーズ」。来場者がスマートフォンを持つ手で実践してみると、「美しいですね!」と、山本さんからお褒めの言葉が。

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最後に「ハートの手のポーズ」を練習。指先を軽く曲げて垂直に重ねた両手をへその下におき、手首を返すと「ハートの手のポーズ」が完成する。ポイントはふんわりとやわらかいハートを作ること。

「ハートの手のポーズ」と「レの字のポーズ」を組み合わせて、スタンダードスマイルを添えれば、女性らしくエレガントな印象に。どんな女性も上品に見える、魔法のポーズといえそう。

* * *

日常的に行うのは大変そう…と思ったけれど、「毎日練習することで、自然なポージングとして身につくようになり、誰でも美しく変わることができる」と山本さん。さらに、「笑顔と姿勢、この2つを生活で気をつけるだけでいい」というメッセージも。

時間を作って毎日ジムに通うのはひと苦労だけれど、意識を変えるだけなら今日からでもできる。まずは笑顔やポージングをきっかけに、美意識を高めていくのも手かもしれない、と思った。

撮影/結城さやか

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