スキンケア

梅雨明けして余計に気になる!どんより「にごり肌」を正しいケアで“快晴肌”にトーンアップ

肌の代謝リズムが崩れたことによる「角質にごり」とケア方法

・顔のゴワつきが気になる
・顔全体がグレーっぽい
・肌が硬い
と、感じたら、「角質にごり」かもしれません。

「朝晩の寒暖差や、日々の気温変化による肌代謝の乱れ、さらには急増する紫外線量により、肌表面に不要な角質がとどまることで肌のツヤや透明感が失われている状態」

ケア方法|くすみの原因となる古い角質の除去

「角質ケアで肌の生まれ変わりをスムーズにし、くすみの原因となる古い角質を除去しましょう。ただし肌への摩擦は角質肥厚を招く原因になるので、塗るタイプの角質ケアアイテムを使いましょう」

毛穴が黒いせいでにごる「毛穴にごり」とケア方法

夏の定番毛穴問題。下記のように「毛穴」がにごりを引き起こしているかもしれません。
・毛穴の目立ちが気になる
・肌や頬など顔の中心部分のくすみが気になる
・鼻や頬を触るとブツブツする
・顔のテカリ、化粧崩れが気になる

「気温・湿度が上昇し、目立ちはじめる毛穴トラブル。特に、皮脂が増える季節に目立つ『角栓毛穴(黒角栓)』は、毛穴1つ1つが黒く見えるため、肌がくすんで見えてしまいます」

ケア方法|角質を厚くしない角質ケアと紫外線対策、角栓のもととなる皮脂の分泌を抑えるケア

「夏は紫外線ダメージから肌内部を守るために、防衛反応が働き、角質が厚くなります。そのため、毛穴をふさぐ原因となる角質を厚くしない角質ケアを取り入れターンオーバーを促して、さらに紫外線対策、角栓のもととなる皮脂の分泌を抑えるケアを取り入れましょう」

日焼け止めと、日焼け止めで書かれた50、40、30、20、10、はてな、SPF
紫外線を浴びると角質が厚くなりやすいため毎日の日焼け止めは欠かせない(Ph/イメージマート)
写真6枚

不要な古い角質をオフする角質ケアをする

「外的刺激によって乱れがちな肌の代謝を整えて、古い角質が毛穴をふさがない、毛穴に溜まらないようにサポートする角質ケアをスキンケアに取り入れましょう。塗るだけなど摩擦を与えずに使用できるタイプの角質ケアアイテムがおすすめです」

日焼け止めを塗るなど紫外線対策を徹底

「紫外線を浴びると角質が厚くなりやすく、毛穴つまりを招くので、日焼け止めも必要なケアです。紫外線の強い夏だけでなく、1年を通して日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。日常使いであれば、SPF35以上、PA++以上、ジェルやミルクなどの油分が少ないタイプ、専用クレンジング不要で落としやすいものがおすすめです」

ビタミンCで過剰な皮脂の分泌を抑えましょう

「過剰な皮脂を抑える効果のあるビタミンCは、皮脂対策に加えて、角栓の酸化による黒ずみにもアプローチできます。ビタミンC誘導体が高配合された化粧水や美容液などを取り入れましょう」

カットされたオレンジと葉っぱ、美容液が入った小瓶が2つ
ビタミンCは過剰な皮脂を抑える効果のある(Ph/イメージマート)
写真6枚